ご利用者様の声

“多角的視点”と“根拠”を重視する総合歯科医院長が選んだ動力(低圧200V)対応の「Ci電たる」

青木歯科様

エネットは、様々な事業者と提携し、相手先ブランド名としてのチャネルを通じて全国の皆さまへ電力を供給しています。「Ci電たる」はその一つで、提供主体の株式会社歯愛メディカル(Ciメディカル)は、歯科や技工所向けの材料・器具・用品などを扱う医療用品の通販サイト「Ciモール」を運営する企業。新たに、歯科医院向けにコストメリットのある電力として「Ci電たる」をラインナップしてお客さまを支援しています。今回は、ユーザーである東京・新宿の青木歯科の青木 聡院長に、導入の経緯や経営のポイントについて伺いました。

虫歯の大きな原因は、かみ合わせの悪さ

青木歯科は、「顎機能を考慮した矯正治療と医学的に根拠のあるかみ合わせの治療」をコンセプトに掲げている歯科医院です。歯や顎に関わる、虫歯や歯周病、顎関節症といった疾患や歯並びをくまなく診査した上で“総合診断”を下し、その結果に従って総合的な治療を行います。虫歯や歯周病といった顕在化した疾患を対症療法的に治療するだけではなく、かみ合わせの改善も行うのです。なぜならば、虫歯や歯周病の原因が、かみ合わせの悪さにもあるからです。
虫歯や歯周病の原因は?と聞かれると「細菌では?」と思われるかもしれません。もちろん、間違いではありません。しかし、細菌だけが原因なら、口の中は虫歯だらけになるはずです。実は、細菌だけでなく“力”も大きな原因。かみ合わせが悪いと、歯の一部に偏った力がかかり続けて、その力を受ける部分にひびが入って細菌が侵入しやすくなるのです。進行すると、歯を支える骨が歯周病に侵されることになります。
虫歯を治療しても、再発することはよくあります。それは、かみ合わせの悪さまで改善していないからです。だからこそ当院では、かみ合わせから治すことを最重視しているのです。



“多角的な視点”と“医学的な根拠”が重要

以上のように、歯科医療において大切なのは“多角的な視点”と“医学的な根拠”であると考えます。例えば、当院の治療方針の特徴として、非抜歯矯正を行うことが挙げられます。多くの矯正治療では、4番目の歯(第一小臼歯)を抜くことが業界慣習となっているのですが、実は、4番目の歯を抜いてしまうと、歯並びは一見きれいになっても理想的なかみ合わせをつくることができません。かみ合わせの悪さは、虫歯などの歯のトラブルの原因となるのは前述のとおりです。
だからこそ、矯正治療も“多角的な視点”で行われるべきです。歯科が標榜できる診療科目は、「歯科」、「矯正歯科」、「小児歯科」、「歯科口腔外科」と4つあるので、矯正治療は矯正の専門医に任せたほうがいいと考えられがちです。しかし一部の矯正専門医には、虫歯など専門領域以外のことに詳しくなかったり、かみ合わせまでケアしていない場合があります。矯正治療も、“総合歯科”で行いたい理由がここにあります。
治療に当たって医師が真っ先に行うべきは、患者様の状態を見極めること。検査によって“数値化”し、客観的に判断することが不可欠です。当院では、1時間かけてしっかり診査し、治療方針を決めています。そんな当院の患者様は、対症療法的な治療で虫歯を根治できないことに悩み、紹介で訪ねて来られる方がほとんど。耳触りのいい宣伝なども行っておらず、一般的な歯科医院のように飛び込みで来る患者さんはほとんどいません。



セミナー講師の依頼を契機に親しくなる

そんな当院とCiメディカルさんとの付き合いは、かなり以前からスタッフが「Ciモール」でいろいろなものを買わせてもらったことから始まっています。「Ciモール」には、歯科医院向けの機器や材料だけでなく、コピー用紙やペットボトルのお茶などの日用品まで扱っているので、スタッフは「一度に注文して揃うので便利」と喜んでいました。
そして、2015年にCiメディカルさんから歯科医向けの1日セミナーの講師の依頼をいただきました。これを機に、Ciメディカルさんと深いお付き合いをさせていただくようになったと記憶しています。
2017年に御茶ノ水から初台に移転したのですが、事前にその話を聞いたCiメディカルさんは、当院が抜けた直後に入居して、歯科医院向け機器や材料、器具を並べるショールームを開設したのです。御茶ノ水のビルでは、テナントが個別に電気の契約先を変えることができなかったのですが、初台のビルは可能でした。さっそく、Ciメディカルさんは「Ci電たる」を案内してくれたのです。



切り替え手続きは“ファックス1枚”と驚くほど簡単

「Ci電たる」の話を聞くと、100Vの電灯契約だけでなく、歯科医院に必須の200Vの動力契約も割引対象で、かつ使用量によって割引率が変動せず一律に安くなり、切り替え手続きも簡単とのこと。それなら断る理由もないと、すぐに合意しました。
歯科医院では、歯の削りカスや唾液などを吸い取るバキューム機、歯を削るタービンハンドピースやサンドブラスターに送る圧縮空気をつくるコンプレッサ、天井型の空調機器など、動力で動かす重要な機器があります。それまで、特に節電に励んでいたということはありませんでしたが、電気料金が上がるというニュースを聞くこともあって「安くなる手段はないか」と思ったこともありました。そんなところに、5~8%の電気料金削減実績のある「Ci電たる」の話は、“渡りに船”でしたね。念のため他社のサービスを調べたところ、100Vの電灯契約だけのところばかり。それでは効果半減です。
切り替え手続きについては、かなり気になりました。というのも、以前にあるプロバイダと契約した時に、数百円の節約にしかならない割に手間がかかったり、トラブル発生時の所管がたらい回しにされて不快な思いをしたことがあったからです。その点、「Ci電たる」はファックス1枚送っただけ。驚くほど簡単でした。

約9%の電気料金削減のインパクト

2018年5月に切り替えてから1年間で約5万円、割合にして約9%の電気料金を削減することができました。当院は規模がさほど大きくないので金額的なインパクトは小さいかもしれませんが、9%は大きな数字だと思います。規模の大きな歯科医院では、馬鹿にならない金額ではないかと思います。しかも、支払方法はクレジットカードが使えるので、ポイントも貯まって嬉しいですね。カードでも領収書はWebサービスからダウンロードできるので、何ら問題ありません。スタッフがエアコンなどを止め忘れて帰ってしまうことがあっても、電気の使い方に異常があると翌朝メールで教えてくれる「AIモニタリングサービス」が無料で使えるのは有難いですね。
もう1つの重要なポイント。「Ci電たる」の電力を供給している新電力のエネットは、再生可能エネルギーや天然ガスなど環境負荷の小さな電力を中心に構成していると聞きました。東日本大震災での原発事故で、私の中で既存の電力事業者に対するイメージが落ちていたところなので、この切り替えは精神的な満足感ももたらすことになりました。
別のフロアに部屋を借り増ししたのですが、当然のように「Ci電たる」を追加契約しました。



仲間にも自信をもって「Ci電たる」を紹介

動力も含めて9%も削減でき、ストレスフリーで切り替えられる「Ci電たる」のメリットを実感したので、仲間にも教えてあげようと、セミナーの際などについでに紹介しています。けれども、もっと自信を持って紹介できるよう、Ciメディカルさんにお願いしていることがあります。「Ci電たる」の代金請求の際に、当該月の電気代が従来の電力会社と比べてどれだけ削減されているかという“数値”も表示してほしいということです。それができれば、「Ci電たる」の有効性は一目瞭然となって伝わるはずですから。※
こうして紹介しているのは、誰かに頼まれたわけではありません。患者様の立場に立って総合歯科の道を進んでいる私同様に、ユーザーをケアするCiメディカルさんの姿勢には共鳴するものがあるからです。社長が私と同年代で、親近感を覚えていることもあります。これからも変わらずにお付き合いしていければいいですね。



※現在、Ciメディカルではこのようなご要望にお応えし、実際の削減金額レポートを配信するサービスを開始しています。